Shopifyを始めたての方は、よく「税込や税抜表示の方法が分からない。」という壁に当たります。
この記事では、Shopify管理画面での税率設定や税込表示の切り替え方法、軽減税率の設定方法を初心者にも分かりやすく解説します。
弊社は、中小企業に特化したEC運用支援を100件以上おこなう名古屋の制作会社です。
Shopifyを導入して間もない方にとって欠かせない内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
税率と反映の設定方法
まず、前提としてShopifyで税設定をする方法を解説していきます。
税率を設定する
管理画面で「設定>関税と税金」を開き、地域から『日本』をクリックします。
「基本税」で日本で購入された場合の税率を確認することができます。
日本のストアであれば、既に初期設定で「10%」が設定されているかと思いますが、もし未設定の場合や他の税率に変更したい場合は、この「基本税」を変更してください。
商品に税を反映する
管理画面で「商品管理」から登録してある任意の商品をクリックし、「価格」の欄にある『この商品に税を請求する』をチェックを入れてください。
ここにチェックが入っていないと、後述する税金の設定は反映されません。
反対に、税を反映・徴収したくない商品がある場合は、この『この商品に税を請求する』からチェックを外してください。
税込表示の仕方
続いて本題である税込表示の方法について解説します。
登録している商品価格に消費税をプラスしたいのか、登録している商品価格に既に含まれているのかによって変わるので2パターンで説明します。
商品価格が既に税込価格で設定している場合
例えば、商品価格を「1,100円」(税込)として既に税込価格で登録している場合は、以下の手順で税込価格として設定することができます。
- 管理画面の「設定>税金と関税」を開く。
- 下部にある「グローバル設定」の『商品価格と配送料に売上税を含める』のチェックを入れる。(既にチェックされていればそのままでOK)
これでページを確認すると、商品登録で設定している価格が税込として表示されており、決済ページでも「¥100の税金を含む」のように、金額に税金が含まれている旨が表示されます。
商品価格に消費税をプラスして税込表示をしたい場合
例えば、管理画面では価格を「1,000円」(税抜)として商品登録していて、ページ上では税込の「1,100円」と表示させたい場合は以下の手順で設定できます。
- 管理画面の「設定>税金と関税」を開く。
- 下部にある「グローバル設定」の『商品価格と配送料に売上税を含める』のチェックを"外す"。(既に外れていればそのままでOK。)
- 設定を閉じ、管理画面の『マーケット』を開く。
- 「日本」(Japan)をクリック。
- 「継承設定」にある「税および関税」の右側にある+マークをクリック。
- 「税金の表示」の項目を『動的な税金表示』を選んで、「完了」をクリック。
- 「保存」をクリック。
これでページを確認すると、商品登録で設定している価格に+10%した金額が自動で表示されており、税込設定をすることができます。
税別設定の仕方
上記の税込表示とは反対に、商品ページ上では"税別"表示をおこない、決済ページで消費税を加算したい場合は以下の手順で設定できます。
しかし、法律で総額表示義務が定められているので注意してください。
- 商品価格は"税抜"の価格で設定する。
- 管理画面の「設定>税金と関税」を開く。
- 下部にある「グローバル設定」の『商品価格と配送料に売上税を含める』のチェックを"外す"。(既に外れていればそのままでOK。)
これでページを確認すると、商品登録で設定している価格が税別として表示されており、決済ページで消費税が加算されます。
軽減税率を設定する方法
販売する商品によっては、一部商品だけ税率8%の軽減税率を設定することもあると思いますので、その手順を説明します。
- 軽減税率の対象にしたい商品だけのコレクションを作成する。*
- 管理画面で「設定>関税と税金」を開き、地域から『日本』をクリックします。
- 下のほうにある「税の優先適用」の『優先適用を追加』をクリック。
- 「税の優先適用の追加対象:」は『商品』を選択。
- 「コレクションを選択」から先ほど作成した軽減税率のコレクションを選択。
- 「ロケーション」は『日本』を選択、税率を「8%」に変更。
- 『優先適用を追加』をクリック。
これでページを確認すると、軽減税率のコレクションに入っている商品には「8%」の税率が適用されています。
税抜価格と税込価格を併記したい場合(中〜上級者向け)
また、よく見る表記方法で「1,000円(税込1,100円)」としたいこともあるかと思いますが、結論から言うとこれはコード編集が必要なので、非エンジニアさんにはちょっと難しいかもしれません!頑張ってチャレンジしてみるか、エンジニアに頼ってみてください。
中上級者向けの内容なのでサラッと簡略的に説明しますが、コードは下記のようにすると税込価格を表示できます。やってることは単純で、商品価格に1.1倍しているだけですね。
(税込:{{ product.price | times : 1.1 | money }})
上記のコードは分かりやすくproduct.priceにしていますが、「product.selected_or_first_available_variant」だったり、テーマによって変数を使っていたりするので、そこはコードを見て変えてください。必要なのは価格にかけている「| times : 1.1 | money」の部分です。
コード自体はそこまで難しく無いですが、バリエーション毎に価格が変わったときに表示金額も自動で変える処理が正しく反映されるように調整する必要があるので、そこだけ注意です。
ご要望があれば、ここをもう少し丁寧に説明する記事も書きますね。
まとめ
登録している商品価格のパターン別に、税込表示・税別表示をする方法を解説しました。
税別表示だけは、繰り返しですが総額表示義務に問題ないか注意してください。
Shopifyは標準機能だけで軽減税率も設定できるので便利ですね。
まずは早速、手順通りに設定してみましょう。
もし不明点やエラーが起きたら元町コマースにお気軽にご相談ください。