Shopifyの開発者向け公式ブログで、「従来の顧客アカウント(Legacy Customer Accounts)」の廃止が発表されました。
本記事では、公式情報をもとに原文の内容を翻訳しながら分かりやすく解説します。
弊社は、Shopify専門でECサイト構築とEC運用支援を100件以上おこなう名古屋の制作会社です。 これからShopifyを始める方、EC売上に伸び悩む方に向けて役に立つ情報を発信しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
元記事(公式情報)
今回のアップデートは、Shopifyの公式ページで公開されています。
Legacy customer accounts are deprecated
元記事はこちら
まずは公式情報の内容を翻訳して見ていきましょう。
原文の翻訳
従来の顧客アカウントは、新規店舗および現在利用していない既存店舗では利用できなくなりました。Shopifyは、この旧バージョンに対する機能アップデートおよびテクニカルサポートの提供を終了します。従来の顧客アカウントの最終終了日は、2026年後半に発表される予定です。
最新の機能や改善点を活用するため、販売者の皆様にはできるだけ早く顧客アカウントの最新バージョンへアップグレードすることを強くお勧めします:
- より安全なログイン:顧客はメールアドレスとワンタイムコードでログインします。これにより、より迅速かつ安全になり、パスワードのリセットや、アカウントにロックされた顧客からのサポートチケットがなくなります。
- 組み込み機能:ストアクレジット、セルフサービス返品、B2Bサポートなど、さまざまな機能がネイティブでサポートされています。新機能はリリースと同時に自動的に利用可能になり、コードの編集は不要です。
- アプリによるノーコードカスタマイズ:ビジュアルエディタから簡単に管理でき、アップグレード時の互換性が確保され、安全なアプリブロックを使用して、カスタマーアカウントの機能や外観をカスタマイズできます。
かんたん解説
今回のアップデートをまとめると、「従来の会員機能が廃止され、新しい会員機能の仕様に統一される」という内容です。
- 従来アカウントは廃止決定。
- 正確な廃止日は2026年後半に発表する。
- 新しい顧客アカウントへの移行が必要
- ログイン方法がパスワードからワンタイムパスコード認証へ変更
- マイページはShopify標準UIに統一され、コードでの自由なカスタマイズが不可になる。
- アプリではカスタマイズが可能になるので、より安全にノーコードでカスタマイズが出来る。
これまでテーマ側で管理していた会員機能が、Shopify側の仕組みに置き換わるイメージです。
日本のストアへの影響
今回のアップデートは、日本のShopifyストアにもかなり大きい影響があります。
以前より新しい会員機能は利用できましたが、カスタマイズの自由度などから今でも多くのストアが従来の顧客アカウント機能を利用しています。それら全てのストアが、新しい会員機能へアップデートが余儀なくされます。
一方で、ログインの簡略化やセキュリティ向上といったメリットもあるため、すべてがデメリットというわけではありません。
ひとことコメント(プロ目線)
今回の変更は、Shopifyが「シンプルで安全なログイン体験」に寄せている流れの一つです。
特に海外ではパスワードレス化が進んでいるため、その流れに合わせたアップデートと言えます。
しかし日本では従来アカウントを前提とした設計も多いため、今後の対応はしっかり確認していく必要がありそうです。
また、廃止日も正確には未定で「廃止日の発表が2026年後半」なので、少なからず1年程は猶予がありますが、アップデート対応・新ページでのカスタマイズ開発・お客様への案内・移行など、色々やることはあるので早めに取り掛かることを推奨します。
まとめ
今回は、Shopifyの最新アップデート「従来の顧客アカウント廃止」について、翻訳ベースで解説しました。
海外の最新情報は日本に入ってくるまでタイムラグがあるため、早めに把握しておくことが重要です。
今後も最新情報を発信していきますので、ぜひチェックしてください。