Shopifyのカスタマイズを調べていると「メタオブジェクト」という言葉を目にすることが増えてきました。
「メタフィールドと何が違うの?」「どうやって使うの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
メタオブジェクトはShopifyのデータ管理を一段階レベルアップさせる機能です。
本記事では、メタオブジェクトの基本・使い方・活用方法・メタフィールドとの違いを分かりやすく解説します。
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メタオブジェクトとは?
メタオブジェクトとは、複数の項目を持ったデータのまとまり(データ構造)を作れる機能です。
メタフィールドが「1つの追加項目」なのに対して、メタオブジェクトは複数の項目をセットで管理できます。
WordPressに詳しい方は、カスタム投稿のようなイメージが近いでしょう。
具体例
例えば「スタッフ情報」を管理する場合
- 名前
- 画像
- 役職
- プロフィール
これらを1つのセットとして登録できるのがメタオブジェクトです。
メタオブジェクトでできること
①繰り返しデータの管理
FAQやスタッフ一覧など、同じ構造のデータを複数登録できます。
これにより、管理画面から簡単に追加・編集ができるようになります。
②ノーコードでのコンテンツ追加
スタッフ一覧や店舗一覧などをコード編集なしで追加できるようになります。
これにより、ストア運用の作業も効率的に使いやすくなるでしょう。
③詳細ページも作成できる
メタオブジェクトは、一覧ページはもちろん、それぞれの詳細ページを階層的に作ることができます。
例えば、「スタッフ一覧 > スタッフ個人の詳細ページ」や「店舗一覧 > 各店舗の詳細ページ」のように詳細ページも併せて作成することができ、今までページ機能で作成していたストアは階層をつけて作成することができるようになります。
メタオブジェクトの設定方法
作成手順
- 管理画面「設定」を開く
- 「メタフィールドとメタオブジェクト」をクリック
- 「メタオブジェクト定義を追加」を選択
- 「名前」を設定(店舗・スタッフなど)
- フィールド(項目)を追加して保存。
これでメタオブジェクトの構造を作ることができます。
データの登録
作成したメタオブジェクトに対して、実際のデータ(エントリー)を登録します。
これにより、複数のデータを管理できます。
テーマでの表示方法
メタオブジェクトはLiquidで表示することができます。
{{ shop.metaobjects.staff.values }}
ループ処理を使うことで一覧表示も可能です。
{% for item in shop.metaobjects.staff.values %}
{{ item.name }}
{% endfor %}
このようにして、動的なコンテンツを作ることができます。
活用例
スタッフ紹介
スタッフ情報を一覧表示するページを簡単に作成できます。
FAQページ
質問と回答をセットで管理し、FAQとして表示できます。
ブランド紹介
複数ブランドを扱う場合、それぞれの情報を管理できます。
注意点
設計が重要
メタオブジェクトは自由度が高いため、設計をしっかり行う必要があります。
項目設計が曖昧だと管理が複雑になります。
テーマ対応が必要
メタオブジェクトは設定しただけでは表示されません。
Liquidでの実装が必要になります。
初心者には少し難しい
メタフィールドよりも構造が複雑なため、最初は理解に時間がかかるかもしれません。
まとめ
メタオブジェクトは、Shopifyのデータ管理を大きく進化させる機能です。
- 複数項目のデータをまとめて管理できる
- 繰り返しコンテンツに強い
- 運用の効率化につながる
まずは簡単な用途(FAQやスタッフ)から使ってみるのがおすすめです。
もし設計や実装でお悩みの方は、元町コマースまでお気軽にご相談ください。
