ShopifyとBASEどっちを選ぶべき?徹底比較【完全版】

ShopifyとBASEどっちを選ぶべき?徹底比較【完全版】

目次

ShopifyとBASEは、どちらも人気のECプラットフォームですが、「月額0円のBASEと、有料のShopify、どちらが得なのか?」と悩む方も多いでしょう。

今回は料金体系・手数料・特徴を比較し、月商いくらでShopifyの方がお得になるのかを計算します。

弊社は、Shopify専門でECサイト構築とEC運用支援を100件以上おこなう名古屋の制作会社です。 これからECを始める方、売上に伸び悩む方に向けて役に立つ情報を発信しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

Shopifyとは

まずはShopifyについて整理しておきましょう。Shopifyは「本格的にECを伸ばしたい人向け」のプラットフォームです。拡張性や将来性を重視する事業者に選ばれています。

特徴

Shopifyはカナダ発祥の世界最大級のECプラットフォームです。国内外の大企業・上場企業にも多数導入されており、本格的なEC運営ができるサービスとして知られています。

一方で、月額3,650円から利用できるため、個人事業主やスタートアップでも導入しやすい点も魅力です。規模に関係なく「成長を前提に設計できる」プラットフォームと言えます。

料金体系

Shopifyには複数プランがありますが、BASEと比較されることが多いBasicプランは月額3,650円(年払い)で利用できます。

  • 月額利用料(年払い):3,650円
  • 決済手数料:3.55%
  • 振込手数料:0円

固定費は発生しますが、決済手数料は比較的低く抑えられており、売上が伸びるほどコスト効率が良くなる設計です。

メリット

機能の拡張性が高い

Shopifyは16,000以上のアプリがあり、必要な機能を後から追加できます。広告連携、CRM、サブスクリプション、BtoB対応など、成長フェーズに合わせて機能を拡張できます。

さらにLiquidによるコード編集も可能なため、テンプレートの範囲を超えた独自機能の実装も可能です。売上が伸びても作り直す必要がない点は大きな強みです。

越境・多言語対応に強い

Shopifyは世界中で利用されているため、多言語・多通貨対応が標準機能として用意されています。海外販売を視野に入れた設計がしやすいのが特徴です。

国内販売だけでなく、将来的な越境ECやインバウンド対応を考えている事業者にとっても拡張しやすい基盤となっています。

サーバー強度・セキュリティ

世界規模で運用されているインフラを利用しているため、アクセス集中やセール時でも安定した運営が可能です。

セキュリティ対策も標準で整っており、自社でサーバー管理をする必要がないため、運用負担を軽減できます。

デメリット

固定費がかかる

売上が少ない段階でも月額費用が発生します。そのため、月商が小さいうちは「割高」に感じることがあります。

ただし、売上が一定規模を超えると手数料差で逆転するため、長期視点での判断が重要です。

日本特化ではない

近年、日本語対応は進んでおり、国内利用者も増加していますが、海外サービスのため、日本独自の商習慣に完全最適化されているわけではありません。

名前の姓名順や、住所の表記順、配送日時・熨斗や名入れなどの日本向け機能が標準では無い点など、細かい設定や用語に戸惑うこともあります。

カスタマイズには専門知識が必要

高度なカスタマイズや独自機能の実装には、LiquidやHTMLの知識が必要になる場合があります。

自分でカスタマイズしていきたい、という方には少しハードルが高くなってしまうでしょう。

しかし、その分自由度が高く、将来的に本格的なECサイトへ成長させる余地があります。

BASEとは

次にBASEについて見ていきます。BASEは「まずは気軽に始めたい人向け」のECサービスです。初期コストを抑えながら販売をスタートできるのが特徴です。

特徴

BASEは月額0円で始められる日本発のECサービスです。登録から販売開始までが非常に簡単で、初心者や副業ユーザーに人気があります。

「まずは小さく試したい」「ネット販売が初めて」という方にとっては、ハードルが低いサービスです。

料金体系

月額利用料は「0円」です。

  • 月額利用料:0円
  • 決済手数料:3.6% + 40円
  • サービス利用料:3%
  • 振込手数料 :250円/回
  • 事務手数料:振込時の金額が2万円以下の場合は500円・2万円以上は0円

固定費はありませんが、売上が伸びるほどコストが増えていく構造になっています。

メリット

固定費0円で始められる

初期費用や月額費用がかからないため、リスクを抑えて販売を始めることができます。

売上が発生しなければコストもほぼかからないため、副業やテスト販売には向いています。

操作がシンプル

管理画面が直感的で、専門知識がなくても商品登録から販売まで行えます。

複雑な設定が不要なため、短期間でショップを公開できます。

国内向け設計

日本向けサービスのため、国内ユーザーにとって分かりやすい設計になっています。

サポートや表記も日本基準で用意されているため、安心感があります。

デメリット

手数料が高い

売上に対して6.6%+40円がかかるため、月商が伸びるほど利益率が圧迫されます。

特に客単価が低い商材では、固定40円の影響が大きくなります。

カスタマイズに制限がある

デザインや機能拡張の自由度はShopifyほど高くありません。

本格的なマーケティング施策やCRM設計を行う場合には限界があります。

顧客データの移行が難しい

BASEは顧客データをCSVで出力することができません。そのため、将来Shopifyへ移行する際に顧客リストを引き継げない可能性があります。

これは広告活用やリピート施策において大きな機会損失につながる可能性があるので、『最初はBASEで、成長したらShopifyにしよう』と考えている方は要注意です。

料金体系の比較

Shopify Basic BASE
月額 3,650円 0円
決済手数料(合計) 3.55% 6.6%
振込手数料 0円 250円/回

振込金額が2万円以下だと500円

損益分岐はいくら?

BASEは固定費用は0円ですが、売れたときの手数料がShopifyより高いです。

そのため売上が少ないときはBASEのほうがランニングコストが安いですが、一定金額より売れるとShopifyのほうが安くなります。その損益分岐がいくらになるか、計算してみましょう。

両者の手数料差は約3.05%・月額費用の差は3,650円なので、『月額差3,650円 ÷ 0.0305 = 約12万円』となります。

つまり、月商 約12万円を超えるとShopify Basicの方がお得になります。

さらにBASEは1件40円の固定手数料や振込手数料があるため、実際の分岐はもう少し低くなります。

どんな人におすすめ?

以上の比較を踏まえて、それぞれどんな人におすすめか?見ていきましょう。

Shopifyがおすすめな人

  • 月12万円以上の売上を目指す人
  • 法人・事業としてECサイトを運用していく人
  • 将来的にも、海外販売の可能性がある人
  • かご落ち対策やCRMなど、大企業も使っている最先端の機能を活用していきたい人

本気で売上を伸ばしたい人、広告運用やCRMを活用したい人、将来的な移行リスクを避けたい人にはShopifyが向いています。

月商10万円以上を目指すなら、最初からShopifyを選ぶ方が合理的です。

BASEがおすすめな人

  • まずは初期費用・固定費を抑えて始めたい人
  • 趣味や副業・小規模で販売していきたい人
  • 国内だけでミニマムに販売していきたい人

BASEの魅力はなんと言っても固定費がかからないので、売れなくても赤字になることがありません。

趣味や副業などリスクを抑えて販売していきたい方にはBASEを向いています。

まとめ

短期的な始めやすさはBASE、長期的な成長を見据えるならShopifyが有利です。

目安として月商12万円以上を想定するなら、Shopify Basicの方がコスト面でも合理的です。将来の売上規模とデータ資産をどう考えるかが、選択の分かれ目です。

これからECを始める方で、自社に最適なプラットフォームに迷われている場合は、ぜひ弊社の無料相談にお問い合わせください

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