【知らないと危険】Shopifyアプリとは?意外と知らない選び方

【知らないと危険】Shopifyアプリとは?意外と知らない選び方

Shopifyを始めたての方へ。「そもそもShopifyアプリって何?」「たくさんあるけど、どうやって選べば良い?」「気をつけるべき点は?」という疑問に答えます。

弊社は、中小企業に特化したEC運用支援を100件以上おこなう名古屋の制作会社です。
専門的な知識がなくても分かりやすい解説になっておりますので、ぜひご覧くださいませ。

Shopifyアプリとは?

前提として、Shopifyアプリとは何なのかを説明します。

アプリはShopifyの機能をを増やす「追加機能」

Shopifyアプリは、Shopify本体にない機能を後から追加するための拡張ツールと呼ばれるものです。

WordPressや他のツールではプラグインと呼ばれることもあります。

例えば、「お気に入り機能」「予約販売機能」「定期販売(サブスク)」など、Shopifyの標準機能では備わっていない機能を追加することができます。

イメージは「スマホアプリ」と一緒

とても簡潔に言うとShopifyアプリはスマホのアプリと一緒のイメージです。

スマホの標準機能は電話とカメラが使えますが、アプリをインストールすることでゲームやSNS、Paypayのようなお支払い機能などを追加して使うことができます。

Shopifyも同様で、アプリを追加することで標準以外の機能も使うことができます。

アプリは誰が作って提供している?

これもスマホ同様にアプリによって開発・提供している会社が異なります。

Shopify公式が提供しているアプリもありますが、外部のシステム会社やShopifyアプリ専門の開発会社など、世界中の会社が開発して提供しています。

*Shopify公式のアプリ一覧はこちら
https://apps.shopify.com/partners/shopify?locale=ja

Shopifyアプリの導入方法

Shopifyアプリをストアへ導入する方法を解説します。

とても簡単ですが、手順が合っているか念のためご確認ください。

「Shopify App Store」を開く

「Shopify App Store」はShopify公式のアプリマーケットプレイスです。カテゴリやキーワードで検索し、料金、レビュー、機能を比較して選べます。
https://apps.shopify.com/?locale=ja

アプリをインストールする手順

①Shopify App Storeにアクセスし、目的のアプリを検索。

②アプリ詳細ページで機能・料金・レビュー・更新履歴を確認。

③「Shopifyに追加」→インストール承認→必要な権限を許可。

④管理画面の「アプリ」から初期設定(表示位置、課金プラン、連携設定など)。

⑤無料トライアル期間で動作検証し、不要なら期間内に解約。

アプリの選び方のコツ

① 自社の課題を明確にする

よくある課題

カゴ落ち、レビュー不足、配送作業の手間、ページ制作の工数、分析の粒度不足など。

アプリ選定の指針

「離脱率を下げたい」「レビューを集めたい」など目的を先に言語化してから探す。

② 無料・有料の違いを理解する

無料アプリ

コストゼロで導入しやすいが、機能制限やサポートが限定的な場合あり。

有料アプリ

月額課金で拡張機能とサポートが充実。業務インパクトや売上貢献で投資回収を判断。

③ 評価・レビュー・更新頻度をチェックする

評価と件数

星4.5以上・レビュー件数多めが目安。低評価の内容も読み、リスクを把握。

更新履歴

直近までメンテされているか、Shopifyの仕様変更に追随しているかを確認。

④ サポート言語と開発元の信頼性を確認

サポート体制

日本語対応の有無、返信スピード、ドキュメントの分かりやすさ。

開発元

Shopifyパートナーか、導入実績、セキュリティ方針などを確認。

Shopifyアプリを導入する際の注意点

【本当に注意!】不要なアプリを入れすぎない

アプリはとても便利ですが、インストールするほど読み込み速度低下や表示の重さにつながります。

近年では通信速度が快適になっている反面、ユーザーは遅いことに強くストレスを感じるため、実際に「サイトの読み込みに3秒以上かかるとユーザーの50%は離脱する。」と言われています。

また、色々追加していると機能が重複していたり、使っていないアプリがあって無駄に利用料を払っているケースもあるので、特にスタートアップの時期は入れ過ぎには注意しましょう。特にスタートアップの時期は入れ過ぎには注意しましょう。

「サービス終了」の可能性とリスクを理解しておく

前述の通りアプリはShopify外部の制作会社が提供していることが多いです。

そのため、そのアプリ会社がサービスを終了したり倒産すると、アプリは使用できなくなります。(以前はShopify公式のアプリが提供を終了したアプリも…)

そのリスクを回避するには、できるだけ無名のアプリを避ける・レビューが多いものを選ぶ・長く提供されているものを選ぶ、などをしましょう。

テーマや他アプリとの干渉に注意

アプリはコードやシステムを追加して機能を導入するため、複数アプリを入れると機能がぶつかり合って不具合が起きる場合があります。

特に「配送日時と配送料金」「決済とポインリ」「検索とAIレコメンド」など、同じ領域を操作するアプリ同士は競合しやすいため、事前にテスト用テーマで検証してから本番に反映しましょう。

課金条件を事前に確認

Shopifyアプリの多くは有料のものが多いですが、中には「従量課金制」のサービスもあります。

お気に入りアプリなどではユーザーの登録数によって料金が高くなるものや、プランによって上限数が決まっているものがあるので、プラン内容と料金は事前に確認しておきましょう。

まとめ:アプリを上手に使いこなしてShopifyを強化しよう

Shopifyアプリは、課題に合わせてストアを育てるためのツールボックスです。目的を明確にし、信頼できるアプリを厳選し、導入→検証→改善のサイクルを回していきましょう。中小企業こそ、アプリで「時間を作り」「売上を伸ばし」「体験を磨く」運用を目指すのが近道です。

もし、「どのアプリを入れて良いか分からない。」「アプリを入れたけど使いこなせてない気がする。」「不具合があるから見てほしい。」などあればお気軽にお問い合わせください!

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